ウイスキーレポート

シンガポール在住の酔っ払いのウイスキー備忘録です。

トミントール 1967-2000 GM レアオールド

Tomintoul 1967-2000 - Rare Old - Gordon & MacPhail

蒸留:1967年

瓶詰:2000年 33年熟成 ファーストフィルシェリーバット 40%

Nose

香り立ちは強くないが、穏やかな麦と魅力的なベリー、ディル。

Taste

コーヒー、麦チョコのような素朴な甘さ、ドライラズベリー、シナモンやペッパー。徐々に香ばしさ、軽くピートが現れ、余韻にふわっとリンゴが香る。

Rating

Very Good

ライト~ミディアムボディで樽感もファーストフィルにしてはそこまで強くなく、良いバランス。オールドらしい素朴な麦感が素敵。

 

スペイサイドでもちょっと地味目なトミントール、比較的新しい蒸留所で1964年から操業を開始。このボトルもそうですが、操業開始直後の1960年代後半蒸留は結構目にする機会が多く、また好印象なものが多いイメージです。

よって個人的に結構好きな蒸留所で、特ににオールドボトルは滋味深い麦感と植物系のニュアンスが特徴的で、軽めのボディと相まってしみじみとうまい、渋い蒸留所です。

しかしあたらためて考えると最近のボトルや、オフィシャルはまだ飲んでいなかったので、そのうち飲んでみようと思います。