チャンギビレッジで自家醸造ビールを飲まない。(Little Island Brewing Company)
チャンギビレッジはシンガポール北東エリアに位置しており、何があるかと言えば、何も無いウビン島行きのフェリーターミナルがあります。ウビン島には本当に何もないので、そこへ行く機会はまずありませんし、更にはそこへ向かうフェリーターミナル、つまりチャンギビレッジに行くことも普段滅多にありません。
でもちょっとだけ楽しいスポットがあるのです。
チャンギビーチパーク
一つ目はこちらの臨海公園。地図の通りチャンギ空港至近にあり、飛行機の着陸を間近に見ることができます。私は写真が趣味なので、結構楽しめます!
でもそれだけです!!!
そもそもが辺鄙な場所にあり、写真を撮ったら終わりなので、観光客にはお勧めできません。雰囲気はとても良く、サイクリングしたりジョギングしたり、のんびりするには最高ですが、何かを求めて来てはいけません。一応カヌーに乗れたり、ウォータースポーツは少しできるみたいですが、ねぇ・・・
ということで本命はこちらです。
リトルアイランドブリューイングカンパニー (Little Island Brewing Company)
チャンギパークから歩いて5分ほど、フェリーターミナルのすぐ近くにあります。付近はホーカー(屋台)もあって、結構賑やかな場所。ここは自家醸造のクラフトビールを格安に楽しめます。
こちらがメニュー、専用カードにお金をチャージしたら、あとはそのカードをもって自分で好きなビールをつぎに行きます。シンガポールは酒税が高く、町中で日本の生中を頼むと10S$ぐらいしてしまいます。それを考えるとかなり格安です。種類も豊富。
サーバーについているマークにカードをタップします。普段はセルフですが、すいていたのでフレンドリーな店員さんについでもらえました。
そしてこれが私の1杯、レモンライムソーダ!
そうなんです、こんな辺鄙なところなんで、当然車で来ているんですよね。炎天下のチャンギパークで喉カラカラ、本当に本当にビールが飲みたかったんですが・・・
でもこのレモネードも自家製でサーバーからついでもらったのですが、レモンとライムの組み合わせでとても美味しい。
食事でもできます。これはエッグベネディクト、15S$。ほかにも和牛(という名のオーストラリア牛)ハンバーガーとか、フィッシュアンドチップスとかビールが進みそうなメニューがずらり。
こちらはイングリッシュブレックファスト。英国人は本当にこんなボリューミーな朝食をとっているんでしょうか。付け合わせの豆、チリコンカーンみたいなのがスパイシーで意外と美味しい。ソーセージもちゃんと豚肉でパリパリジューシー。こっちのソーセージって鶏肉が多かったりして美味しくないものが多いので、こういう普通なのがうれしい。しかも1本はチーズイン。
ということでブリュワリーに行ってビールを飲まないのは消化不良気味ですが、それでもご飯も美味しい、レモネードもうまい、海沿いで雰囲気もいい、となかなか楽しめました。
でも次回はタクシーをつかって、たらふくビールを飲みたいと思います。
観光客には訪れにくいエリアかもしれませんが、空港の目と鼻の先にはあるので、帰国前の空港に行く前に寄るとか、トランジットでちょっと出かけるのには丁度いいかもしれません。
お土産に買ったオリジナルグラス。2個で25S$。帰るやビールを流し込みました。