ウイスキーレポート

シンガポール在住の酔っ払いのウイスキー備忘録です。

ハドソンベイビーバーボン

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ニューヨークのクラフトバーボン、ハドソンウイスキーです。

HUDSON BABY BOURBON

アメリカンオーク、46%。

入手場所:チャンギ空港 ターミナル4 (1から3にはありません!)

Palate

生木、バニラ、アーモンドやヘーゼルナッツ。

Taste

カラメルの甘さ、コーン、ジンジャーやシナモンのスパイシーさ、オーク感たっぷり、若干生木のエグミ。

Rating
OK~Good

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Yearが読めない・・・

 

ニューヨーク州原産コーンを100%使ったTuthilltown蒸留所のハドソンバーボン。日本に入っている平行輸入品とは若干ラベルが違います。メーカーズマークみたいに蜜蝋でキャップされています。

このベイビーバーボンは2ガロンのアメリカンオーク樽(約9リットル)で更に音楽を聴かせて熟成させているもので、うたい文句は音速の熟成。音楽を聴かせるってのは、黒糖焼酎のれんとみたいですね。でもこういうのって本当に効果があるのでしょうか。音響熟成させてないものもラインナップしてもらって、飲み比べてさせてほしいです。

 

熟成期間は日本に入っているものには4年と記載があるようですが、これにはありません。裏面のYearが解読できずもやもやしますが、多分同じぐらいだと思います。極小樽で熟成させているだけあって短熟とは思えない、オーク感たっぷりのリッチな味わいですが逆にいうと生木っぽさもあって若干のえぐみが気になります。ライウイスキー的なスパイシーさもあり、そのままも悪くはありませんが、マンハッタンみたいなカクテルにしても面白いかと思います。

購入はシンガポール/チャンギ空港の最近新たにオープンしたターミナル4。クラフトスピリッツコーナーがあります。お値段は350mlにして、約6,000円。割高とは思いますが、この手のマイクロディスティラリーは生産規模が小さく固定費負担が重いので仕方ないのところでしょう。華やかというよりは、どっしりとしたコクのある味わいでした。